世界の片隅で屁を一発

俺って最高

Twitterは、その後、まぁまぁ使ってはいるのだが、やはり、世間で騒ぐほどのことはないような感じ。
誤解の無いように書いておくが、俺は、別に、Twitterが全くつまらないと思っているわけではない。あまり面白味が分からない、と書いてはいるが、他人の記事をフォローしたり、時々つぶやいたりはしているわけだし。
「面白い人をフォローしていくと面白い」というアドバイスもいただいたが、有名人ならともかく、一般人で面白そうな人となると検索してみるしかない。
しかし。
しかし、だ。
検索して、その結果、面白い人が見つかって、その人の活動をフォローしていくというのなら、検索の結果がホームページであれ、ブログであれ、Twitterであれ、同じことでないか?

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Twitterは「屁」?

よく見て通りましょう
先日、カミさんの前で屁が出た。
今のは何か?と訊くので、「つぶやきだ。いわゆるTwitterというヤツだ。」と答えたのだが、カミさんは納得しない。
いかにインターネットが便利でも、俺様の高貴な香りまでは伝えられない。
しばらく前に、アカウントを登録して(http://twitter.com/gammechev)、実際に、そのTwitterというヤツを始めてみたのだが、いまいち、その面白さが分からない。
時々、思い出したようにつぶやいてはみるが、もっぱら他人のつぶやきウォッチングが主になっている。
あまりTwitterの面白味が分からないので、本を買ってみた。

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南南西の風、風力3

ヒーハー!!
ヒーハー!!
えー、さて・・・・・
「懐かしい。」
昨日、テレビ朝日の「世界の車窓から」を観ていてそう思った。
韓国のモッポ(木浦)が紹介されていたからだ。
いや、一度も行ったことは無い。
行ったことはないが、いつもその名前は聞いていたのだ。
学生の頃、野外活動系のサークルでキャンプや登山をやっていた関係上、ラジオの気象通報を聴いて、自分で天気図を作成し、山の天気を予想するということをやっていた。
観測地の中にモッポが含まれていたのだ。
「モッポでは南南西の風、風力3」と、そういった感じでアナウンスされる。
あとは、ウラジオストクとかハバロフスクとか長春とか。(もちろん日本の各地にも観測地はあるが。)
大陸の方では、「砂塵嵐」なんていう、まず日本ではありえない天気もあった。

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やっぱりナマにかぎる。

どーもくん
どーも。
以前、「歌詞451」という与太話を書いたことがある。言うまでもなく、レイ・ブラッドベリの「華氏451」のパロディである。
音楽の再生が禁じられた世界で、地下に潜った音楽愛好者たちにそれぞれ音楽が割り当てられる。つまり、ひとりひとりが「音楽」となり、口伝伝承を行っていくのだが、あいつがジョン・ケージの「4分33秒」なのに、なんで、俺はBOROの「大阪で生まれた女 完全版」なんだ?、あまりにも不公平だろ?といったトラブルが生じる、といった、まぁ、そういう類のバカ話である。

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頼むよ!日食!!

うぉおおおおお!!!
何だよぉ、日食、今日の体たらくわぁ。
ここのところ、猫も杓子も日食、日食、つって騒いでたから、今日は大丈夫だろうと思ってたのにぃ。
陰りは見えるものの、今日は大丈夫だと思って期待してたんだぜ。
フタを開けてみたら、結局、今日の終値、前日比4円安じゃねぇかよぉ。
くそおぉ!!
頼むよ!日食!!

46年ぶりの皆既日食

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4月の魚

この間の日曜日だったか、青学のあたりをカミさんと歩いていたら、「Poisson d’Avril」という看板を見かけたような気がする。
「気がする」のは、その時はある店を探している最中でもあり、その看板はチラリと視界の隅に入っただけだからだ。本当にそう書いてあったかどうかは定かではない。飲食店か何かだろうか。
フランス語で「Poisson d’Avril(ポワソンダブリル)」は「4月の魚」という意味で、同時に「エイプリルフール」のことを意味している。
フランスでは、この日に、魚の紙切れを誰かの背中にこっそり貼り付け、皆で笑い者にするからだ、と何かで読んだが、本当かどうかは分からない。
ポアソンは「魚」、ダブリルは「4月の」、すなわち、「4月の魚」なのだが、poison(sが一つ少ない)「毒」の意であり、これが何か関係しているような話もどこかで読んだような記憶があるが、これまたはっきりしない。(ちなみに、「4月の魚」とは「鯖」のことを指すらしい。)

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黄金の華の秘密

「雨乞い師の話」(リヒャルト・ヴィルヘルム)
たいへんな旱魃があった。
何ヶ月もの間、一滴の雨も降らず、状況は深刻であった。
カトリック教徒たちは行列をし、プロテスタントたちはお祈りをし、そして、中国人は線香をたき、銃を撃って旱魃を起こしている悪霊たちを威嚇したが、何の効果もなかった。
最後に、ある中国人が言った。「雨乞い師を呼んでこよう。」
そこで、別の地域から、しわだらけの老人が呼ばれてやって来た。老人は、静かな小さな家を貸してくれとだけ頼み、その家の中に閉じこもってしまった。
四日目になると、雲が集まってきて、たいへんな吹雪になった。雪など降るような季節ではなかったにもかかわらず大量の雪が降った。
町中は、すばらしい雨乞い師の噂でもちきりとなった。そこで、出かけていって、その老人に会い、どんなことをしたのかとたずねた。
「彼らはあなたのことを雨乞い師と呼んでいます。あなたがどのようにして雪を降らせたのか、教えていただけますか。」
すると、その小柄な中国人はこういった。
「私は雪を降らせたりはしません。私は関係ありません。」
「ではこの三日間、あなたは何をしていたのですか。」
「ああ、そのことなら説明できます。私は別の地方からここへやってきたのですが、そこでは、万事が秩序だっていたのです。ところがここの人たちは秩序からはずれていて、天の命じているようになっていないのですよ。
つまり、この地域全体が道(タオ) の中にないというわけです。ですから、私も秩序の乱れた地域にいるわけで、そのために私は物事の自然な秩序の中にいないという状態になってしまったわけです。そこで私は三日間、私が道にかえって、自然に雨がやってくるまで、待っていなくてはならなかったというわけです。」

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サブリミナルの嘘

「キイナ -不可能犯罪捜査官-」というドラマが昨日終わった。
カミさんが観ていたので、俺も観ていたのだが、主人公のキイナ(菅野美穂)のキャラクターの魅力が乏しい上に、菅野の演技が大根で、苦笑もののヒドイものだった。
(不可思議な事件のみを担当する刑事ということで、キイナ=奇異な、なのだろうが、このネーミングからしていかがなものか。)
ベースになっている、過去の、いわゆる「不可思議事件」についての製作者の検証が甘く、ストーリーが毎回やたらと薄っぺらいのだが、特に、昨日の最終回の話はヒドかった。
サブリミナル映像を使って犯罪を犯した犯人を、逆にサブリミナル映像を使ってハメるという話なのだが、元になっているのが、いわゆる「ポップコーン実験」なのだ。
おいおい、ちょと待て!!
「ポップコーン実験」というのは、1957年にジェームズ・ヴィカリという男が、映画のフィルムに「コーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」というメッセージが写ったコマを5分ごとに繰り返し挿入し、売上に影響があるかどうかを測定した実験で、この映画を上映したところコーラとポップコーンの売上が増大したとされるのだが、アメリカ広告調査機構の要請にも関らず、この実験がどのような環境で行われたかを示すきちんとした論文は提出されず、後に、ヴィカリは「実験には十分なデータが集まっていなかった」と実験結果の懐疑性を告白しているのだ。

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つみきのいえ

先日ラジオを買って以来、毎日聴いている。
いやー、やっぱりラジオは良いね。小さなラジオなので、家の中のどこでも、好きなところに持ち運んで聴けるし(場所によって、受信状態に違いが出るが)、他のことをしながら聴けるのが良い。テレビだと、どうしても画面が気になって、ついついそちらの方ばかりに目が行ってしまう。
昨日の、アカデミー賞の報道も最初にラジオで聴いた。
で、アニメーション賞を獲った「つみきのいえ」の加藤久仁生監督が「So heavy.」と言っていたので、ラジオで聴いていた時には、てっきり、これは受賞の価値の重みのことを言っているのだな、と、そう思い込んでいた。
ところが、テレビで同じシーンを観てみると、加藤監督はオスカー像を掲げながら「So heavy.」と言っていたらしいので、どうやらオスカー像の重さのことを言っていたらしい。(笑)(受賞の重みも掛けて言ったのかも知れないが)

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