ペコロスの母に会いに行く

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「九州弁」などというものは無い。
これは、いわゆる、関西弁でも東北弁でも同じはずだが、似た言葉ではあっても、地域によって多少違っていたり、イントネーションが微妙に違っていたりするのだ。
俺は、長崎で生まれて、長崎で育ち、19の歳から(大学に通うために)福岡で独り暮らしを始め、8年前に東京に移住するまでの間、ほとんどの時間を福岡で過ごした。
だから、長崎と福岡の言葉については良く分かる。他の県の言葉については、詳しくは知らないが、長崎や福岡の言葉と似てはいても、「~弁」というのはそれぞれの地域で違っているはずなのだ。
今日、Facebookで話題になっていて気になっていた、岡野雄一さんの漫画「ペコロスの母に会いに行く」を買って来た。
この本は長崎弁がたっぷりだ。しかも、極めて正確な長崎弁だ。(当たり前だ、作者の岡野氏は長崎市出身、20代から30代を東京で過ごされた後、今はまた長崎にお住まいとのこと。「ペコロスの母に~」は62歳の漫画家岡野氏の認知症の母の介護日誌)
どれくらい正確かというと

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In the forest of Meiji shrine 120624(明治神宮の杜にて:2012年6月24日)

※散歩の途中、時々、街中や公園等で様々な音を録音しています。



本で埋め尽くされた書斎をどうするか

マガジン航:本で埋め尽くされた書斎をどうするか
ここに書いてある、井上ひさし氏の書庫の建て増しの話を読んで、「ウインチェスター・ミステリーハウス」を思い出した。ウインチェスター銃で有名な実業家ウィリアム・ワート・ウィンチェスターの未亡人、サラ・ウィンチェスターがウィンチェスター銃によって殺された人々の霊障から逃れる為、友人の霊媒師の助言により、ひたすら屋敷を増築し続けたという話である。
「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」
そこまではいかなくとも、個人差はあれど、本とかCDというのはついつい増やしてしまうもんである。かくいう俺も、昔は、1DKのアパートを足の踏み場もない(に近い)状態にしてしまったことがある。

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宮沢賢治のアニメは何故いつもますむらひろし?

そうかぁ、やっぱり、そうだよねぇ。
「グスコーブドリの伝記」を忠実なアニメ化だと思うな(エキサイトレビュー) – エキサイトニュース
宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」がアニメ化されて、またもや画がますむらひろしなんだけど、何故、宮沢賢治のアニメといえば、ますむらひろし(というか、登場人物(?)が猫)なんだろう。

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