夢見るように眠りたい。

前にも書いたかも知れないが、月曜日の朝は何だか憂鬱だ。特段の理由はないが、何となく憂鬱だ。出社してしまえば、昼前にはそんな気分もどこかに行ってしまっているのに、だ。毎度のことなのだから、最初からそういう気分にならなければよいのに、と思ってみたところでしょうがない。
こういう時は、変にその気分と戦わないに限る。力づくでハイな気分にもって行こうとすれば出来ないことはないが、カラ元気は、逆にその効果がなくなった時の落差が激しいので、止めておくに越したことはない。
こんな気分は、意識しつつ無視をするといった態度が肝要。どうせ、放っておいても、昼ごろには気分はOK牧場なのだから。
そんなわけで、今日も軽い憂鬱を味わった後、それはすぐに回復し、またいつもの一週間の始まり。


閑話休題
話題の「電車男」だが、本屋でたくさん平積みされているのを見かけるものの、未だに開いてみたことがない。ネットで話題になっていた頃からまったく興味を惹かれなかった。
とかいった話を書こうとしたのだが、なんだか面倒くさくなったので別の話にしておく。
書こうとして忘れていた話を、何故か今日、会社の帰りに、中野駅のホームで思い出した。
今から10数年前、吉祥寺を友人と一緒に歩いていた時のこと。ちょっと離れた場所を、コンビニかスーパーの袋を提げた、眼鏡をかけた男が横切って行った。
その姿を見て、思わず俺は、「あっ!」と言ってしまった。男はこちらをちらっと見た。あまり良い目つきとは言えなかった。友人が「どうした?」と聞くので、「佐野史郎・・・・。」と答えると、「え?誰それ?」と言われてしまった。
無理もない。あの「冬彦さんブーム」の数年前の話である。佐野が、林海象監督の映画「夢見るように眠りたい」で、やっとデビューした頃の話だ。
実は、今でもあの男が佐野史郎だったかどうかの確信はないのだが。
っていう、それだけの話。
ダメだ、やっぱり月曜日は調子が出ない。

夢見るように眠りたい

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