きみは誤解している

漢字の刺青を入れているのはイイんだけれど、その漢字が逆さになっていたり、裏返しになっていたりということが外人の場合はあったりする。
東南アジアで売っているTシャツや小物の中には、日本語がプリントされいるものがあるのだけれど、なぜこれに、このプリント?みたいな、どっかの週刊誌とかチラシあたりから持ってきたような、ミスマッチな文章や単語だったり、ということもある。
日本人の場合も、綴りや文法を間違えている英語のプリントTシャツを着ていたり、看板を出していたりということがあるので、そこはお互い様、普段使っている言葉の違うもの同士の誤解による、笑える間違いということだ。
しかし、同じ日本人同士でも微妙な誤解というのはあるもので、


渋谷には「博多天神」っていうラーメン屋があるんだけれど、おい、「博多天神」はないだろう、と。「博多天神」は。
福岡以外の地方の人には、ちょっと分かりにくいかも知れないけれど、例えていうならば「メキシコニューヨーク」。
ちょっと強引な例えかもしれないが、つまり、アメリカといえばニューヨーク、メキシコはアメリカ大陸にあるから一応アメリカじゃん、じゃあ、「メキシコニューヨーク」ってのもあり?みたいな、乱暴な三段論法。まぁそこまでヒドイ誤解ではないんだが、「博多天神」ってのはねぇ、微妙に変なのですよ。
正しくは「福岡天神」だねぇ。どこがどう違うのかは各自調べるように。冬休みの宿題です。
※いかしてます。
「アジアのいかしたTシャツ」

きみは誤解している
佐藤 正午

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