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2004年12月23日

天国と地獄

昨晩は、恵比寿で忘年会。久々の集まりで楽しゅうございました。忘年会シーズンでどこの店も一杯なのに、2次会でも何とか潜り込む。

で、楽しく呑んでいたら、なんかあっという間に終電近い時間になったらしく、なったらしくというのは例によってはっきりした記憶がないからなのだが、多分12時過ぎぐらい?恵比寿の駅から山手線に乗って、新宿で中央線に乗り換える。

山手線はまだ何とか良かったのだが、この中央線の混み具合はどういうことか。朝の通勤時でも、ここまで人が詰まった車両は見たことがないというぐらい、人がギッシリ詰まっている。俺もなんとか隙間に潜り込む。

もう十分混んでいるのに、山手線が遅れているのでそれの到着を待つ、というアナウンスが流れて、おいおい、と、待てよ、と、この上、まだ人を詰め込むのか、と。結局、遅れてきた山手線から人がどっと降りてきて、もう十分に圧縮されているであろう人の塊の圧縮率を更に高めてくれる。

これだけでも十分に苦しい状態なのに、走り出すと揺れが加わるものだからスゴイ状態に。あちらこちらで、ウーとか、グーとか低い悲鳴が聞こえる。

前も、横も、多分後ろも若い女の子なので、そういう若い女の子と身体がピッタリ密着しているのは、まぁ、ある意味天国のではあるが、そして、これがこういう寒い時期ではなく、薄着の時期であればもっと天国なのにと思いつつも、電車が右に左に揺れるたびにその人の塊もまた右に左に揺れるのであって、当然その度に身体はギューっと圧迫されるのであって、これはもう地獄である。呑んでるとはいえ、あまり気分は悪くないのでまだイイが、これで吐き気でも催している状態だったらと思うと怖かった。というか、そういう状態は想像もしたくない。

そういう、天国と地獄の状態を同時に味わいつつ、ウーとかグーとか言いながら、顔をしかめつつも、同時に、内心ニヤニヤみたいな、そんな昨日の忘年会帰りの満員電車の俺。

俺は中野だから良かったけれど、もっと先まで行く人は大変だよ、コレ。


※これがデビュー作の山崎努。さすがに、まだ若いです。名作。

天国と地獄
三船敏郎 山崎努 香川京子 仲代達矢 黒澤明 小国英雄

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おすすめ平均
日本の車窓から
じっくり観れますね
寝る前にちょっとだけ見ようと思って最後まで見てしまいました

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※で、これが上の原作。

キングの身代金
エド・マクベイン 井上 一夫

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投稿者 gamme : 2004年12月23日 10:46

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