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2004年10月13日

一本道

「僕は今、阿佐ヶ谷の駅に立ち電車を待っているところ 何も無かった事にしましょうと今日も日が暮れました ああ中央線よ空を飛んであの娘の胸に突き刺され」
(友部正人 一本道)


「阿佐ヶ谷」という駅の名前を始めて耳にしたのは、友部正人の「一本道」という歌が初めてだったような気がする。俺の中では、それ以来ずっと、阿佐ヶ谷・中央線といえば友部正人なのだ。
こないだ、阿佐ヶ谷を歩いている時にそっくりの人を見かけて、ちょっとドキッとした。友部かも知れないと思ったけれど、彼はたしか今ニューヨークに住んでいるのじゃなかったかしら。こんな所に友部正人がいるわけがない。でも、思い切って尋ねてみればよかった。


中学から高校の多感な時期は、ちょうどフォークブームの頃で、ご多分にもれず、俺も色々聴いた。友部正人、高田渡、加川良、遠藤賢司、泉谷しげる、あがた森魚、斉藤哲夫、吉田拓郎 エトセトラエトセトラ・・・・・。

なぜ、こんなことを思い出したかというと、今日、こんな小さな記事を見かけたからだ。

「「放送禁止歌」の歌手が事故死」


「放送禁止歌」、「歌手」から、一番最初に頭に浮かんだのは、実はなぎら健壱なのだが(笑)、その、実際に放送禁止になった歌を歌っていたなぎらではなく、(「放送禁止歌」も、「放送禁止歌」なんていう歌を放送できるか、といった理由で「放送禁止」になってしまったらしいが)、山平和彦のことだったので、ちょっと驚いた。山平和彦の名前なんて聞くのは何年ぶりのことだろう。
そういえば、こないだ阿佐ヶ谷で友部そっくりの人を見かけた時に、山平和彦という歌手もいたなぁ、とちらりと頭をかすめたのだった。

これまた、シンクロニシティ?


※「一本道」というのは、実は中央線のことらしい、というのを何かで読んだ覚えが。記憶が不確かですが。


友部正人 「にんじん」(「一本道」収録)

「中央線―カルチャー魔境の歩き方」(ダ・ヴィンチ特別編集)



投稿者 gamme : 2004年10月13日 20:48

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