鉄腕アトムの生まれた街

最近、あまりマンガを読む気がしない。こないだ買った江川達也の「家畜人ヤプー」は1巻の途中で早くも放り出してしまったし、最近では唯一面白いと思っていた山本英夫の「ホムンクルス」にしても、第4巻の終りあたりからだんだんつまらなくなって、第5巻は一応買ったものの、途中で放り出した。
そんな中で、こないだ買った吾妻ひでおの「失踪日記」は一気に読み通した。もともと好きな作家ではあるのだが、それ以上に、突然の失踪から路上生活、肉体労働、アルコール中毒、強制入院と、これでもかこれでもかの実体験の凄まじさと、それが、悲惨であるはずなのに何故か笑えるマンガ作品として成立している完成度の高さ。


吾妻氏は最近、これ以外にも「うつうつひでお日記」なる作品を出しているのだが、これは一種の同人誌(?)なので、一般書店では手に入らない。「失踪日記」があまりにも面白かったので、これもどうしても読んでみたくなった。
どこに行ったら手に入るのか?「まんがの森」か?一番近い「まんがの森」はどこだろうと調べてみたら、高田馬場が本店だ。高田馬場は案外近くである。早稲田通り沿いに歩いていけば、大して時間もかからないはず。歩いていく事にした。高田馬場といえば、鉄腕アトムは2004年4月7日高田馬場生まれという設定だ。2004年といえば、去年の話ではないか。あんなロボットが出来るのは、多分、もっと先の話だな。
早稲田通り沿いにてくてく歩く事、およそ30分、高田馬場駅前に到着。しかし、店の場所をちゃんと調べていなかったために、あっちへウロウロ、こっちへウロウロとしばらく迷うハメに。それにしても、街のあちこちでやたらとチャイムが鳴るので、何だろうと思っていたら、盲人用の信号らしい。「盲人協会(?)」のような施設も見受けられる。ここはそういう街なのだろうか。
結局、店は見つかったが、全然見当ハズレの方向に行こうとしていたらしい。くそう。
そして、「うつうつひでお日記」発見するも、見本誌を手にしばらく迷う。このページ数で1,050円はちょっと高いんじゃないか?結局、買ったけど。
歩いて帰るのは、さすがにかったるいので、東京メトロで中野まで戻る。
午後5時、まだ外は明るい。そういえば、もう3月だ。春は近い。というか、もう春か。まだまだ寒いけど。

失踪日記
吾妻 ひでお

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