毎朝出勤前に、ついついテレビ番組の占いのコーナーを観てしまう。
占いがどうこういう以前に、こういう十把ひとからげ的なやり方で、個々人の運勢を鑑定出来るとは全然思っていないので、いわば出勤前のちょっとしたお遊びだ。
自分の行く末に対して、自信満々、まったく何の不安も心配も無いという人は別として(そんな人いるのか?)、普通の人は、多少は何かに頼りたいと思うのじゃないだろうか。たとえ、それがお遊びだとしても。
先日、うちのポストに「運命鑑定」のチラシが入っていた。それを見て、副業として占い師てのははどうなのだろう、儲かるのだろうか、とちょっと考えてみた。
占いが当たったかどうかというのは、曖昧な部分もあるので、形のあるものを売ったり、納品したりする商売と違って、適当なことを言っていれば何とかなりそうな気はする。
しかし、同じ占い師でも、人気不人気はあるようなので、全然才能がなくて、適当にやっていて、なんとかなるというものでもなさそうだ。占いが当たる当たらないも大事だが、むしろ、アドバイザー的な才能が必要なような気がする。
街角の手相観などの占い師は、あれは専業なのだろうか。とても、あれで食っていけるとは思えない。中には行列が出来るような人気占い師もいるようなので、そういった人は別として。
俺は、他人の運命に対しては責任は持てないが、自分のであれば別に問題はないので、以前は時々、自分の将来について占ってみていた。西洋占星術やら、東洋占星術、タロット、九星気学、四柱推命、大概の占いはひと通りかじってみた。
一度、ある方法で自分の運勢を占ってみたところ、「近々急に引っ越すことになるが、引越先は簡単に見つかるので問題はない」というような結果が出た。当面引っ越す予定など無かったので、当たってねぇ、ダメだこりゃ、と思った。
ところが、しばらくして大家から急に立ち退きを言い渡された。別に俺の方に問題があったわけではない。その頃は、ちょうどバブル全盛の時期で、いわゆる地上げという奴である。こちらの都合ではないので、当然敷金は全額返済だし、不動産屋からは次の引越先を紹介してもらって、引越費用も全額負担してもらった。
これは俺の占いが当たったのだろうか、それとも単なる偶然か。
まぁ、別にどっちでも良いんだけど。当たるも八卦、当たらぬも八卦、って言うしな。
取りあえず、俺の明日はどっちだ?