弁証法的理性批判

「酒は呑んでも呑まれるな」と申しましてな。

酒は好きだが(飽くまで、ちょっと嗜む程度である。念のため)、ちょっと油断すると呑み過ぎて、翌日は、トイレット・イズ・マイ・ルーム的な感じになることが多々あるし、呑み過ぎると身体に悪いことは重々承知しているので、花見や新年会など特別なイベント以外では、あまり呑まないことにしている。

原則として「呑むのは週末」と決めている。

それでも、時々、平日に呑みたいような気分になることがあるのだ。(分かるよね?同士よ。)カミさんにも「呑むのは週末だけ」と宣言している手前、そういう時は一応お伺いを立ててみる。

俺「今日、呑んでもイイかな?」
カミさん「え?何で?今日は平日でしょ。」


俺「ダメか?」
カミさん「だって、週末だけって決めたでしょ。」
俺「あまり我慢するのも身体に悪いから、呑んでもイイよ、って言うんだよ。」
カミさん「誰?誰がそんなこと言ってんの?!」
俺「脳が。」

結局、俺の主張は通らない。理路整然としすぎているらしい。
もっと頑張れ、マイ・ブレイン。(カミさんを論破するのだ!)

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