こっち向いて
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その男、今日忙につき
足がつって目が覚めた。
痛い。
目は覚めたが、布団から出る気がしない。寒いのもあるが、仕事の事を考えると憂鬱だ。さりとて、小学生じゃあるまいし仮病でズル休みも出来ぬ。だいたい、そんなをことしたら、あとが大変だ。そもそも、出社して仕事を始めてしまえば大したことはないのだ。
しかし、忙しいことに変わりはない。
奥まで入れて
ニヤニヤポリポリ
朝起きたら天気予報の通り雨だった。しかし、結構早い時間に上がって日が差してきた。
とたんに嬉しくなって、部屋の中で独りニヤニヤする。しめしめ、これで今日も散歩に行けるぞ。
午後から外出。風は強いが、すこぶる天気がヨロシイ。天気が良ければ十分だ。気分がヨロシイ。生きてるだけで丸儲け、そんな感じ。ニヤニヤする。
お宝再び
本日の「トリビアの泉」、一発目は「九州では桃太郎と金太郎がお互いの股間を見せっこするＣＭが放送されていたことがある。」というもの。
これ自体は九州出身の俺にとっては珍しくも何とも無い話題。
で、3番目のトリビアは「北海道の大雪山には『ヒラヤマ』『ヒマナヤマ』『ヒマラヤマ』という山が３つ並んでいる」というものだった。
えーと、「ヒラヤマ」は「平山」か、これは普通だな。「ヒマナヤマ」は「比麻奈山」っと、「ヒマラヤマ」は「比麻良山」・・・・・ん？
比麻良？麻良を比べる？マラを比べる・・・・・・？
ぎゃははは！一発目のトリビアにピッタリだぜ！！「マラ」の字が違うけどな。ぎゃはははははは！！
閑話休題。
野球選手は野球の夢を見るか？
時々数字の夢を見る。何だか分からないが、延々と不毛な計算を続けている。そして、うなされる。
今の俺の仕事は一種のディレクションなので、細かい計算作業はほとんど部下がやるのだが、それでも未だにこういう夢を見る。職業病だろうか。
数字を扱う、俺のような職業だと数字の夢を見るわけだが、たとえば野球選手は野球の夢を見るのだろうか。
閑話休題
ベルリンサウナ紀行
「ベルリンのサウナは混浴」と聞き、俄然ベルリンに行きたくなる。（※ベルリンだけではなく、ドイツのサウナは混浴らしい）
昨晩、風呂から上がって、ガウンを着てブランデー片手に葉巻をふかし、豪奢な巨大ソファーに座ってペルシャ猫の背中など撫でながらまったりしていると電話が鳴った。
レイジ君が、うちの近くの呑み屋で飲んでいるから出て来いと言う。時計を見ると１０時を回っている。真夜中ではないか。こちらはナイトキャップをかぶって、寝る準備万端だというのに。チッと舌打ちしながらシブシブ外出。
教育上よろしくない風（フウ）
「ヒッタクリ、狙うはそのスキ、その油」
ん？油？
もちろん、そんなハズはなく、標語の一番下の「断」の字が隠れていたのだった。
可笑しくて、ついヘラヘラしてしまう。
最近は、条件反射か、散歩しようと表に出ただけでついニヤニヤしてしまい、ちょっとしたことが可笑しくてたまらない。
閑話休題。
晩秋ですネ症候群
いやぁ、すっかり涼しく、というか、どうかすると寒いぐらいになりましたネ。晩秋つうんですか？
つっても、俺が晩秋を感じるのは、アレですヨ、暑いの寒いのよりも、今頃になるとよく無意識のうちに靴下をかかとまでズリ下ろしている自分に気づくからなんですネ。
「痒い」んですの。無性に。
ズリ下ろして掻くんですの、バリバリと。足首の辺りを。まぁ、痒いのは足首にとどまらず、太ももや腕、背中に頭と、要するに全身なんすけどね、全身。ええ。
あー、痒いいいい。カイーの。
堪らんですよ、まったく。
ウンコを拭いたらサヨウナラ？
昨日とは打って変わって良い天気なので、もう一度上野公園にトライしてみる。しかし、日曜日、しかも昼近いとあってかなりの人出。またちょっとイライラする。
「粛清せよ」と声が聞こえる。頭の中で。
「粛清せよ」「奴らを粛清せよ」
右腕を斜め前方に突き出した大群衆の図が頭に浮かぶ。「俺が政権を取ったその暁には」
「一般大衆どもは」
いやいや、これはノイズだ。こんなものに耳を傾けてはならない。危険だ。
頭の中のノイズを押さえ込むのには成功したが、今度はウンコがしたくなってきた。トイレはどこだ。