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2005年02月09日

恩を売るならブックオフ

東京、特に、渋谷、新宿辺りでは、ありとあらゆる音が過剰なほどに溢れかえっていて、時々頭痛がしそうになる時がある。

家電量販店に行くと、CMソングが延々エンドレスで流れている。ここの店員は、こんな所に一日中いて、よく気が狂わないもんだと思うことがある。

店が音で溢れかえっているといえば、リサイクル書店ブックオフのそれは、もう異常なくらいである。BGMとして店内に流れているのは、大抵は喧しいJ-POPで、それがいきなり途切れたかと思うと、清水邦明のしゃべりによるCMが流れ出す。店員はやたらとデカイ声で、むやみと挨拶をする。居心地の悪いこと、この上ない。

ブックオフという所は、客に商品をゆっくりと選ばせるつもりがないのだと、ずっと思っていた。

こういう雰囲気の店で、商品も大して安いわけではないので、書店としてはあまり好きではないのだが、時々掘り出し物があるので覗いてみることはある。

うちの近所にもブックオフがあるので、時々覗いてみるのだが、通い出してしばらくしてから、他の店とは雰囲気が違う事に気がついた。

静かなのである。

もちろんBGMは掛かっているのだが、一度としてJ-POPが掛かっていたことはない。大抵ジャズとかボサノバ、今日などはアンビエントっぽいエレクトロニカの曲が掛かっていたので驚いた。この店では、一度も清水邦明の声を聞いたことはない。

店員も、ちゃんと挨拶はするものの、バカみたいにデカイ声を張り上げることはない。

ブックオフには、必ずこうしなきゃいけないというマニュアルのようなものがあるのかと思っていたのだが、そうではないらしい。(単に、店長が自分の好きにやっているだけなのかも知れないが)

気のせいかも知れないが、マンガの立ち読みをしている客も少ないような気がする。こういう店なら、長居も苦痛にならない。

願わくば、品揃えがもう少し豊富だと良いのだけど。



投稿者 gamme : 2005年02月09日 22:28

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