侏儒の言葉

1980年代に、一時期音楽を聴くのが嫌になった。あまりにも毎日音楽ばかり聴いていたからだ。好きで聴くというよりは、知識として蓄えようとして、好きでもないものまで、やたらとアレコレ聴いていたのが原因だと思う。
その時期は、海に行って波の音を聴いたり、虫の声を聴いたりしていた。相変わらず、一応の知識としては音楽雑誌を読んだりして、ミュージシャンの名前や曲名ぐらいは仕入れ続けていたものの、実際にその音を聴いても、いまいちピンと来なかった。
昔からジャンルを問わず色々聴く方だが、好きなタイプの音となるとレンジは狭い。

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散歩には不向きな日

昨日、東京に戻ってくるのがちょい遅めだったもんで、あれこれやったり、風呂入ったり、またまた独り呑みモードに入ってたりしたら、寝るのが1時半頃になって、今朝起きたら8時半だった。
外を見ると、天気悪そうだし、寒そうなので、どうせ散歩に出かける気にはならない。
おまけに、何だか鼻がムズムズする。ちょっと風邪気味だ。
こういう日は、晴耕雨読とシャレ込むのだ。そうしましょう、そうしましょう、と言いました。というわけで、昨日買った本がコレ。飛行機に乗ってる間の暇つぶし。

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生首に聞いてみろ

ここ数年、いや、もっと前から、ちゃんと時間を取って読書をするということがほとんどなくなった。たまに電車とか飛行機とかの交通機関を使っている時の暇つぶしに読書をするくらいだ。
最近は混んでいる電車に乗ることが多いし、飛行機に乗る機会も以前に比べれば減っている。そんなこんなで、読書の機会が激減している。
いや、機会はあるのだが、うちにいる時は、時間があるとついついパソコンを立ち上げてネットに繋いでしまう。そもそも、パソコンの電源は入れっぱなしにしていることが多い。
たまに出張の機会があってホテルに泊まっても、最近のホテルはインターネットの接続環境が整っているし、昨今では、出張の際にはノートパソコンがないと仕事にならないので当然パソコンは持って歩いている。当然のごとく、ホテルで暇があっても本は読まない、ということになってしまう。

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